携帯君

小人「ふぁ〜あ、今日も良く寝たな〜。さーて今日も仕事がんばるか〜」

(用意して出て行く小人)

(ふと通り過ぎたコンビニで)
小人「携帯電話の料金払わなきゃな〜、よし時間に余裕もあるし払ってくか〜、すいませーん、これお願いしまーす」

その時異変は起こった・・・

プップップッ、ポーン
「○○放送が十二時をお知らせします」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

小人「・・・今何時だ相棒？」
携帯「十一時です、何言っているんですか？」
小人「もう一度聞く・・・、今は何時だ？」
携帯「・・・・」
小人「答えろよ、相棒・・・。何故十一時にいいともがやってるのかを！！」
携帯「くくく、ばれてしまっては仕方が無い。そうとも今は十二時・・・。間抜けの貴様は一時間俺に騙されていたという訳です、くくく・・・。」
小人「貴様、イカサマをしたな！確かに寝たときには時間はずれていなかった・・・言え!どうやって時間をずらした！？」
携帯「イカサマ？　いいですか？イカサマを見抜けなかったのは見抜けない人間の敗北なのです。」
小人「きさまぁーーーー」

―小人リタイア(遅刻)―